皆さん、こんにちは!

マツリカHRで、エンプロイー・サクセス(社員の成功)の実現を目指す佐藤利博です。マツリカネームはCapといいます。 

マツリカは、「世界を祭り化する」というミッションを掲げ、人とテクノロジーの力を掛け合わせ、もっと自由で、創造的で、充実したワークライフをこの世に生み出すべく、日々社員一丸となって“祭り化”しております。

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“祭り化”は私たちの社名にもなっている、私たちがとても大切にしている概念であり言葉です。

この連載では、“祭り化”について徹底解説していきます。マツリカのカルチャーを少しでも身近に感じていただき、皆さんのワークライフの祭り化に貢献できれば幸いです。

「祭り化」とは?まずはこちらをご覧ください!
▼マツリカが目指す「祭り化」ってどういうこと?

“祭り化”条件その④ リスクある環境に身を置くこと

はじめに、“祭り化”するための6つの条件を思い出してみましょう!

<祭り化するための6つの条件>

  1. 1.自ら掲げた明確な目標があること
  2. 2.その取り組み自体に興味があり、楽しいと感じること
  3. 3.近い距離感でその取り組みに関わっていること
  4. 4.結果を明確にすること
  5. 5.リスクある環境に身を置くこと
  6. 6.分かち合う仲間がいること


今回は、“祭り化”条件その⑤「リスクある環境に身を置くこと」について解説していきます。

リスクある環境とは?

まずは、私がどういう意味で「リスク」という言葉を使っているのかを説明します。

一般的にリスクというと「危険性」をイメージすると思いますが、このコラムでは「不確実性」という意味で使っていきます。

仮に危険な状況でも、「100%危険な状態になる」ことが分かっているのであれば、その事象の不確実性は低いということです。(危険だからリスクが高いのではなく、確実に起こると分かっているのでリスクは低いと考える。)

つまり、祭り化条件⑤をもっと正確に言うなら、「不確実性の高い環境に身を置くこと」となりますね。

5,000人を集めた伝説の求人広告

私が、「不確実性の高い環境に身を置くことが祭り化につながる」と考えるようになったきっかけは、前職であるリンクアンドモチベーション時代に、社長(現会長)から聞いた「伝説の求人広告」でした。

『求む男子。至難の旅。
僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。
ただし、成功の暁には名誉と称賛を得る。』

By アーネスト・シャクルトン
(南極探検隊員の求人広告)


1900年代初頭、探検家アーネスト・シャクルトンが南極探検隊の隊員を募集するために、新聞の片隅に掲載した求人広告です。このわずか3行の広告に、 5,000名以上の応募があったといいます。

人は「未知への挑戦」に惹かれる

この広告は、「人は待遇や報酬のためだけに働くのではない」ということを端的に証明しています。要するに、人間は完全合理的な存在ではないということです。リンクアンドモチベーションは、人間を「限定合理的な感情人」として捉えることで「モチベーション」という存在に目を向け、その領域を突き詰めて事業化していったのですが、私もこの点に非常に興味を持ちました。

この広告で考えた場合、人を突き動かしたのは何なのか。
使命感、志、仕事そのものの意義、やりがい、誇り…。どれも正しいと思います。

そのなかでも私は、「未知への挑戦」というのが大きなポイントだったのではないかと思っています。前人未到の挑戦。誰も成し遂げてないことだからこそ結果がどうなるか分からない。その不確実性に人は惹かれたのではないでしょうか。

仮にこのプロジェクトが絶対に成功するものだったとしたら、ここまで多くの人を集めることはなかったかもしれません。

結果がわかっていたら祭り化できない

人は、結果が見えているものに祭り化することはできません。

絶対に成功するプロジェクト、絶対に儲かるギャンブル、絶対に受注する案件。利益だけを考えるとこんなに素晴らしいことはありませんが、これはとてもつまらないことです。

私も絶対に儲かるギャンブルがあれば、おそらくやると思いますが(笑)、作業している感覚になると思います。効率よく儲ける方法を考えることくらいはするかもしれませんが、そのこと自体に夢中になったり、没頭したりすることはできないと思います。

どうなるか分からないからこそ、ギャンブルはヒリつくのです。

仕事でも、それに近い状況があります。

慣れた仕事をやり続けること、得意領域から出ないこと、安定した環境に身を置き続けることです。

これらをダメだと言っているのではありません。心落ち着く環境で安定した仕事を行うことは大事ですし、全体最適で考えた場合、得意なことを集中してやってもらうことも効果的だと思います。

私が伝えたいのは、祭り化するためには、時に不確実な環境、つまり自分にとって未知の領域に身を置き、リスクを取って挑戦することが必要だということです。これは前回のコラムに書いた「コンフォートゾーンからの脱却」にも繋がる内容ですね。

▼“祭り化”条件④ 近い距離感でその取り組みに関わっていること

ストレッチ目標を立てて挑戦してみる

最後に、不確実性の高い状況に身を置くために、具体的にできることを紹介します。

目標を立てる時、あえてストレッチした目標を掲げてみましょう。
自分にプレッシャーはかかると思いますが、成し遂げた際に得られるものはその分大きくなります。

自分次第で、いくらでもリスクを取って挑戦できます。逆に慣れた仕事だけで毎日を過ごすことも可能です。皆さんが、どちらを選ぶかです。

祭り化した働き方を目指すなら、ぜひリスクある環境に身を置き、自分にとって未知なるものに挑戦してみてください。

ただし、無謀な目標を掲げればよいというものではありません。達成可能性があまりにも低いと、逆にモチベーションが下がってしまいます。
また、挑戦するというのは、成し遂げるために最善を尽くすことを言います。「とりあえずやってみた」だけでは挑戦になりません。

あえてリスクある環境に身を置き、その中で精一杯新たな挑戦に取り組むこと。そのプロセスこそ祭り化なのです。

終わりに

今回は、“祭り化”条件その⑤「リスクある環境に身を置くこと」についてお話してきました。次回は、“祭り化”条件その⑥「分かち合う仲間がいること」について解説していきたいと思います。

この連載も次回最終回!乞うご期待ください!

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この記事を書いた人


マツリカHR佐藤利博

株式会社マツリカHR

佐藤 利博
Toshihiro Sato


近畿日本ツーリスト株式会社にてMICE事業に従事した後、株式会社リンクアンドモチベーションに転職。リーディングカンパニーを中心とした大手企業への組織人事コンサルティングを担当。以降、マネジャー職を歴任。2015年 マツリカを共同設立。「祭り化」という概念を世の中に広め、世界を祭り化すべく日々奮闘中。