マツリカンの声」では、多様なバックグラウンドをもつマツリカのメンバーにマイクを向け、生い立ちやスタートアップに入った経緯、現在の活動、それぞれの個性的な働き方などを多方面から取り上げていきます。


第5回となる今回は、都内在住でリモートワークをしているエンジニアの吉武篤司 (よしたけ あつし)さんにお話を伺いました。


―マツリカでは「よっしー」のニックネームで親しまれ、フロントエンドエンジニアのチームリードを担う吉武さん。都内在住で(ほぼ)フルリモートワークをされています。今日は、久しぶりのご出社!開発チームのリモートワークの実態について伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。

久しぶりに出社しました(笑)よろしくお願いします。

オフィスとリモートの間に壁はある? ―「目指すものが同じなら距離なんて関係ない!」を実現する秘訣|mazrica times|1

フランス生まれのポルトガル育ち。学生時代からエンジニアとしての経験を積む

―よっしーさんの生い立ちと学生時代について教えてください

生まれはフランスです。生後2か月でポルトガルに引越し、ポルトガルにあるイギリス系のインターナショナルスクールで義務教育期間を過ごしました 。その後来日して、通信制高校に進学しました。両親が日本人なので日本語を話すことはできるんですけど、書くのが苦手だったので通信制しか選択肢がなかったんです。授業中はほとんど寝てました(笑)

高校卒業後は、東京のIT系の専門学校に進学しプログラミングを勉強しました。
将来こうなりたいと明確に決めてはいなかったんですが、小さい頃からネットゲームやパソコンが好きで、パソコンが壊れたら自分で直したりしていたんです。「好き」と「楽しい」が高じて、自然とその道に進んだ感じです。

―そうなんですね!専門学校時代はどんな学生さんだったんですか?

専門学校時代から少しずつ仕事をもらえていたので、学んだことをすぐに実践できる環境でした。当時ソーシャルゲームの大きな波が来ていたこともあって、エンジニアの需要が高かったんです。学校のインターンで入った会社の案件に継続して関わったり、知り合いの紹介で仕事をもらったり、実践の場でエンジニアとしての経験を積んでいた学生時代でした。

はじめて自分で会社を探して転職したマツリカ

―専門学校卒業後はどのような仕事をしていたのですか?

専門学校卒業後、不動産系の子会社で、IT系企業の立ち上げ時期にCTOとして入りました。
その後、美容系企業のエンジニアチームの立ち上げのタイミングでチームリーダーとして入社。その会社で2年働いたあと、マツリカに転職しました。 いままで自分で調べて面接を受けに行く…という転職をしたことがなかったので、ある意味はじめての経験でしたね。

余談ですが、今も一緒に働いているエンジニアのにっしー(フロントエンドエンジニアの坂間咲さん)は専門学校からの同級生で、友人と僕で立ち上げたこの会社にも半年後くらいから参画してくれています。そしていまもマツリカで一緒に働いているので長い付き合いなんですよ!

―そうなのですね!マツリカ入社の決め手は?

もともとSaaSのサービスやビジネスモデルに興味がありました。課金モデルも面白かった。WantedlyでSaaS企業を調べて最初に知ったのがマツリカで、2017年12月にジョインしました。

当時は、約10人の小さな会社でしたが、すごくしっかりした会社という印象でした。経営陣の考え方や、プロダクトであるSensesの説明、選考フローまで、丁寧に説明をしてくれて。はじめてそういった転職をしたのもあるかもしれないですけど(笑)

それにオープンでしたね。隠し事がない会社だというのを、経営陣と話していて感じました。何を聞いても答えてくれるんです。それで入社しました。

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不都合に感じたものは作る

―吉武さんがマツリカで担当してきた業務を教えてください

マツリカに入社する前までは、フロントもバックエンドもインフラもやる、いわゆるフルスタックエンジニアとして働いていました。でも、マツリカに入る時は専門領域を絞りたいと思っていたんです。そこで、いちばんユーザーに近いフロントエンドエンジニアを志望し、マツリカのフロントエンドのリードエンジニアとして入社しました。

フロントエンドエンジニアは、ユーザーが目にする領域(ユーザーインターフェイス)に関連する設計、構築、カスタマイズなどを担当します。僕は、いまは主にSensesの画面を作っています。デザイナーが作ったUIを需要と照らし合わせながら動きをつけ、実装していきます。あとは画面が遅いなどの操作スピードの修正も行います。

高度なコーディングやマルチデバイス対応のスキル、サーバーサイド言語の知見もあったほうが良いので、自身の技術力だけでなく、各ポジションについての知識とコミュニケーション能力も求められます。その上で最適な技術を選択するのがフロントエンドエンジニアの役割です。

―開発チームの中でハブ的な役割を担っている印象です

確かに、開発職の中でチームメンバーといちばん接点が多いのがフロントエンドエンジニアかもしれません。サーバーやデータベースなど、サイト内部の処理にも関わるので、バックエンドエンジニアとも密にやり取りをする必要がありますし、デザイナーともユーザーインターフェイスを照らし合わせたり、仕様のテストの際はQAエンジニアとも関わります。

そういう意味でいうと、確かにハブ的な存在といえるかもしれません。

―開発チームはどのような働き方をしていますか?

プロジェクトごとにチームを組んで動いています。いま僕が関わっているのはダッシュボードチーム。ダッシュボードというのは、 様々な情報を俯瞰的に見れる管理画面のことで、一つの画面で見たいレポートをまとめて見られるような新機能を開発しています。

開発チームは隔週でメンバーの調整をしています。 流動的でフルリモートメンバーも多いので、情報をテキストに残して共有し合うなどリモートではたらくことを前提とした文化があります。 日々のコミュニケーションや会議はSlackで行い、プロジェクト管理はJira、ソースコードはGitHub上で管理、ドキュメントにまとめて共有したいものはDocBase、デザインの共有にはAbstractを使っています。あと、たまにやるリモート飲み会ではZoomを使っていますね。

業務で使っているツールは、このほかにも開発者によって色々あると思います。開発者が使いたいと思ったツールを利用できる環境です。



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/リモート飲み会の様子(Kidsも参加)\
オフィスとリモートの間に壁はある? ―「目指すものが同じなら距離なんて関係ない!」を実現する秘訣|mazrica times|4
/Abstractを使ってデザイナーとやり取りする様子(見積書のUI相談中)\

―吉武さんは、わっしょいや勤怠の自動入力など、社内の業務とコミュニケーションをスムーズにするツールを開発されています。開発のきっかけを教えてください。


僕の中で「僕が不都合に感じたものは作る」というルールがあるんです。

マツリカでは毎週金曜に全社会議があるんですが、リモートで参加する人も多いんですよね。最近は僕もリモート参加です。

その中で、リモート組の声が届かないなあという不都合を感じていたことが開発のきっかけにでした。Slackのチャット上に良い意見が出ても、誰も拾えないんですよ。そしてそのまま流れていってしまう。それって寂しいことだなあと思ったので。オフィスとリモートメンバーとの壁を取り払うきっかけになればいいなあと思っています。

勤怠の自動入力機能についても、毎日入力するのって意外と大変で、どこかにメモしておいて月末にいっぺんに入力していたんですけど、その手間も僕にとっては不都合に感じることでした。いま社内で使ってもらえていてよかったと思います。

\\ wasshoi(わっしょい)とは?//
ニコニコ動画のように共有画面に弾幕風のコメントが流れる機能。よっしーさんが一晩で開発。

\\ 勤怠の自動入力とは?//
Slackと労務管理システムfreeeの連携により、出社時/休憩開始・終了時/退社時にSlackのボタンを押すだけで勤怠が入力できる機能。よっしーさんがたぶん一晩で開発。

―発案から開発まではお一人で?

開発は自分でやりました。でも、こういうの作ったよ、ってみんなに知らせたら、QAエンジニアチームを中心にプロダクトのテストをすると申し出てくれて、わっしょいについては、最終的に3人のQAエンジニアが製品テストを手伝ってくれました。

―いいチームですね!その効果や反響はいかがですか?

わっしょいに関しては作ってよかったですね。作った当初から「これはいいね」と声をかけてもらったし、フィールドセールスのメンバーが前職の方に「うちはこんなのがあってすごいんだよ!」と話してくれていると聞いたりすると、やっぱりうれしいです。

オフィスとリモートの間の壁っていうのはどうしてもあると思うんですけど、わっしょいの開発によって壁の高さがちょっと下がった気はしますね。開発したものがみんなで共有している画面に流れて、それを見て笑ってくれている声を聞いたり、その場が盛り上がったりするのを見ると、ああ、作ってよかった!と思いますね。

オフィスとリモートの間に壁はある? ―「目指すものが同じなら距離なんて関係ない!」を実現する秘訣|mazrica times|5
/オフィスもリモートも関係なくみんなでメッセージを送り合う\


―吉武さんありがとうの声も多数聞かれます!

家族がいつでもそばにいる環境ではたらく

―マツリカでの働き方について教えてください

都内在住ですが、基本的には自宅で働いています。コワーキングスペースを借りていたんですけど解約しました。いまは0歳児がいるので、妻の手伝いをすることもできるし、家族の近くにいる安心感もあります。

―ご家族の近くにいられるのはいいですね!でも、自分のペースで仕事をするのが難しいのではないかと感じるのですが…

それはまさにいまの課題でもあります。ちょうど上の子が5歳で活発な時期なので、自分のペースで仕事するのが難しい時もあります。子供が幼稚園や習い事に行っている時間や、下の子がお昼寝をしている間を仕事の時間にしたりしていますね。

―オンオフの切り替えがめちゃくちゃ難しそうです!

大変なこともあります(笑)でも、実際はコワーキングスペースを借りていた時と遜色なく仕事できていますよ。子供も5歳なので、「いま仕事中だよ」と話せば分かってくれます。

いま、自宅のリビングの片隅が仕事スペースなので、引っ越して仕事部屋がほしいですね。都内にいる意味もほとんどない状態なので、地方への引越しも考えたりします。

リモートワークは働き方を無限に創れる

―リモートワークのメリット・デメリットを教えてください

そもそもですが、リモートワークは向いている人と向いていない人がはっきり分かれる働き方だと思います。自由であるがゆえにほかの誘惑に負けてしまったり、切り替えが苦手だったりする人はやるべきことをこなすのも大変なんじゃないかと。デメリットとして挙げるとすれば、人を選ぶということですね。

メリットは、マツリカの場合フルフレックスなので、とにかく柔軟なことです。工夫できる人であれば、無限に働き方を考えられると思います。特に家庭を持っている人や子供がいる人などは働きやすいと思います。子供がいるといきなり緊急事態が起こることがありますから。

工夫のポイントは、家庭の時間・仕事の時間とわけるのではなく、家事や育児の間の時間を仕事に使ったり、自分の生活スタイルとスケジュールに合わせて、臨機応変に柔軟に考えていくことですね。

社員が増えても変わらない、マツリカの良いところ

―マツリカのプロダクトチームはどんな雰囲気ですか?

すごくいい雰囲気ですよ!

Slackにテックタイムラインチャンネルという雑談チャンネルがあって、ほんとに他愛もない話ができるんです。そういう気楽なコミュニケーションの場があるのもいいなーと思いますし、全員がリモートを前提に業務を回しているので、文字で残す文化が残っているんです。電話やオフラインで話したことも、全部SlackやDocBaseに情報や知見として蓄積されていくので、仕事もやりやすいしコミュニケーションも取りやすいですね。

―吉武さんが入社された頃は社員数約10名。2年経ったいまは約70名と社員数が増えています。社内の雰囲気や文化の変化についてお聞かせください

入社当初からフルリモート・フルフレックスで、オープンで、いまのような雰囲気でした。社員数が急激に増えたり会社規模が大きくなって文化が守られているのは、みんなが自然にそうしているからだと思います。新しく入社する方にも伝染していくんでしょうね。

マネジメントもできるプレイングマネージャーへ

―吉武さんの今後の展望は?

チームがうまく回っていないな、と思うこともあったんですが、少しずつよくなってきたんです。伝えるべきことを伝えられていなかったり、記録しておくべきことを忘れてしまったり、そういう意味でのコミュニケーション不足を感じることがあったので、振り返りをしてやるべきことを洗い出し、方針を明確にすることでだんだんと改善されてきました。

今後はそれをさらに良くしていって、リリースの目標通りに新機能を出したいです。

いま、フロントエンジニアとして現場の業務をこなしつつ、チームリードとしてマネジメントもしています。今後はマネジメントの技術をさらに伸ばして、マネジメントもできるプレイングマネジャーになれるように努力していきたいと思っています。

どの順でどう対応していくか、どう無理なくこなしていくかというタスク管理の部分をもっとうまくできるようになりたいですね。

オフィスとリモートの間に壁はある? ―「目指すものが同じなら距離なんて関係ない!」を実現する秘訣|mazrica times|6


最後によっしーさんの趣味をお聞きすると、「開発することが趣味なんです。わっしょいとか勤怠入力のbot開発も、仕事なんですが半分趣味でやってます(笑)」と笑顔で答えてくれました。「純粋に開発が好き!」ということ気持ちが溢れるインタビューでした。

吉武さん、ありがとうございました!


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