「マツリカンの声」では、多様なバックグラウンドをもつマツリカのメンバーにマイクを向け、生い立ちやスタートアップに入った経緯、現在の活動、それぞれの個性的な働き方などを多方面から取り上げていきます。(マツリカンが集うマツリカはこちらでご紹介!)


第二回は、大手総合商社で営業に携わった後、結婚・出産・家族のロンドン赴任や現地での営業経験を経て帰国し、現在はマツリカでインサイドセールスチームを統括する麻生さんをご紹介します。


ー メンバーから「なっちゃん」の愛称で親しまれる麻生さん。いつもパワフル、元気いっぱいに働く姿に憧れるファンも多いはず!今日は麻生さんが考える「働き方」を伺ってみたいと思います。


はい!よろしくお願いします!

元バリキャリ商社営業ウーマン、スタートアップでワーママやってます。|mazrica times|1

ー 現在はインサイドセールスチームを率いる麻生さん。マツリカへの入社はいつ頃だったんですか?

2018年の11月です。あっという間に半年以上が経ちましたね!

ー 今は60人を超えるマツリカも、当時はまだ半分の人数だったと思います。創業数年のスタートアップに入ったきっかけは何でしたか?

私は2人の保育園児を抱えていて、仕事にさける時間は短めです。それでもバリバリとエキサイティングな仕事がしたいと思って「それが実現できそうな会社」という切り口で職探しをしていたときに、マツリカと出会いました。

ー それまでのご経歴を教えてください!

新卒で三井物産に入り、12年間勤めました。いろいろなことをやったけど、メインはグローバル法人営業です。そもそも商社に入ったのは、海外に行きたかったからです。その希望も叶って、中国国内で鉄の営業をしたりもしました。

ー 総合商社でバリバリ営業のキャリアウーマンであったと。念願の海外営業も担い、きっと楽しく働かれていたんだと思います!

12年の中ではじめは人事をしていたので、実は遅咲きの営業ウーマンでした。でも、営業は判断基準がクリアなこともあり、すごく楽しかったんです。わかりやすい売上・利益があって、業務の優先順位をつけるにしても明確ですよね。誰かの役に立っていることも実感できていました。

ー 12年も勤めた会社を辞めたのはどうしてですか?

家族のロンドン転勤が決まって、それに伴い退職したんです。ロンドンで2人の子を出産して家事育児に奔走していましたが、2度の出産のあいだに、ロンドンのみずほ銀行で日系法人営業をしていたんです。

ー ロンドンでも営業をされていたんですね!育児もとてもお忙しい時期かと思いますが、働きたい気持ちは大きかったのでしょうか。

ロンドンにいた時は、とくに「働きたい」という気持ちが強かったんです。子育てはすごく楽しいしやりがいもあるけど、ずっと家にいる生活が私には物足りなくて。でも、現地で職を探しても、駐在員の妻は働き口を見つけるのが難しくて。

それまでのキャリアによって、オーバースペックだと言われたこともありました。そんなときに営業をしてみないかと採用してくれたのが、その職場だったんです。


「普通のキャリアになれない」振り切った不安

ー 日本へ帰国したのはいつ頃だったんですか?

昨年の7月に帰国しました。また働ける喜びが大きかったことを覚えています!再就職活動の中で、マツリカに出会いました。

ー 大企業での経験が長い分、スタートアップへの転職には不安もあったと思います。

そうですね…入社前は正直いろいろと考えてしまいました。大企業とスタートアップのギャップについていけるのかな、ITは素人だけど大丈夫かな、とか、まわりの社員と世代もけっこう違うけど大丈夫かな、とか…。

たぶん、入社当初の私を知るほかの社員は、「え、嘘やろ、そんなことほんとに思ってたん?」って言いそうだけど、本当に心配でしたね。

ー それでも、マツリカでの仕事に挑戦してみようと思ったのはどうしてですか?

40歳で、仕事もブランクがあって、子供がいて時間制約があって、そこからの仕事探し。これからどの道を選んでもいわゆる「普通の」キャリアにはならないんです。だったら、思いっきり振り切って、自分がやってみたいと思えることに挑戦してみてもいいじゃん。やらないで後悔するよりは、やって後悔した方が失敗経験から学べるからいい。そう思ったわけで、マツリカに飛び込んでみました。

(ちなみに、他にもいくつか候補の会社はあって、その中でもなぜマツリカなのか?については、また別の記事で書かせてください!by.麻生)


インサイドセールスチームを立ち上げ、営業経験をフル活用

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チームメンバーとの楽しい仕事現場

ー マツリカに入ってからは、どんなお仕事をされているんですか?

インサイドセールスチームの立ち上げに尽力して、今はチームを育てているところです。私は初の専任社員として入りましたが、今では10人近くのメンバーになりました。バックグラウンドも様々。営業からのキャリアチェンジや、同じようなワーママ、ワーパパもいたり、若手のメンバーもいたり。和気藹々としています。

ー 麻生さんと支え合う、チームメンバーの絆も大きそうですね!

まだまだチームが立ち上がって走り始めた段階だけど、優秀でモチベーション高く頼りになるメンバーに囲まれて幸せです。先日、打ち合わせか何かでしばらく席を外して戻ったら、メンバーたちが主体的にいかにインサイドセールスチームのメール業務をハックするか、という議論をしてて嬉しくなりました。


何をやっても、前向き案件になるマツリカ

ー 今まで営業を経験されてきて、スタートアップのインサイドセールス立ち上げを率いている麻生さん。今のお仕事には、どんな気持ちで向き合っているんでしょうか。

毎日めっちゃ楽しいです!!その理由は、何をやっても前向き案件なこと。これまでの仕事だと、前向き案件以外にも、事業撤退やクレーム対応とか、後ろ向きな案件もけっこうありました。どんな仕事ももちろん必要で大切なんだけど、いろいろ振り返ってみると、私は前向き案件のときにマックスパワーが出せるタイプの人間なんです。

ー 前向き案件とは?

今のマツリカは爆速成長中で、営業にしろ、組織づくりにしろ、誰かが何かをすれば何かが良くなる、という状態なので、何をやっても前向き案件。これは本当に、楽しいし、やりがいを感じています。

ー 大企業で働くこととの違いはありますか?

たくさんあるけど、大きく異なるのはスピード感。緻密な計画を時間をかけて作って、それを100%遂行していく、というよりも、実行しながら、考えながら、修正しながら、猛スピードで前に進んでいくという感じ。これが私の性に合っているなって(笑)

大企業癖が抜け切らなくて、自分のスピード感足りないな、って反省することもあるけれど、性分としては、計画に時間をかけるよりも、とりあえずやってみるのが好き派。

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マツリカでの業務中です!

バリューである「自由」が支える、育児との両立

ー 育児にもお忙しい中でフルタイムで働くことに、工夫などはありますか?

マツリカはフルリモート、フルフレックス可。どこでいつどのように働いても自由です。単に「freedom」なわけではなく、自分が最大限にパフォーマンスを発揮できる環境と働き方を自分で選ぶ「Liberty」の自由があるんです。今は仕事の性質上、基本的には9時〜17時くらいでオフィスにいますが、たまに午後は家からリモートで働く、なんてこともあります。

ー 「Liberty」はマツリカのバリュー(行動指針)のひとつでもありますね!

社員だからとか、アルバイトだからとか、インターンだからとか、関係なく、みんながバリューであるLibertyとCreativityを大切にして、Initiativeを持ちながら働いています。

ちなみに、帰宅後は、2か所の保育園にお迎え、夕食準備、夕食、お風呂、絵本、歯みがき、寝かしつけ、と怒涛の子育てタスクに追われてます。でも、子供とお風呂につかって、保育園での話を聞いたり、絵本を一緒に読んだり、寝る前にハグしたりと、短くても毎日しっかり子供と向き合えることに幸せを感じます!

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ー 麻生さんの「これから」について聞かせてください。

仕事も子育ても、まだまだぜんぜん完璧とはほど遠いけれど、「仕事も子育ても両方バリバリ」を目指して、これからも邁進していきます!

とはいえ、仕事と子育てに全力投球したら、夫はどうなっちゃうの?って感じですが、夫はこんな私をフルサポートしてくれております。感謝、感謝です。夫にとっては、家でエネルギーを持て余していた私に八つ当たりされてた専業主婦時代よりも、多少家が汚くても、多少料理をさぼっても、私が仕事して機嫌よくしてる方がいいみたいですね(笑)


ー インタビュー中も元気いっぱいの明るさをくれる麻生さん、どうもありがとうございました!

マツリカは、仕事にも生活も全力投球したい
バイタリティあふれる仲間を待っています!

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